◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
糖尿病は友達
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

糖尿病食事療法のための食品交換表 第6版

『「食品交換表」より「炭水化物管理食」』
日本では、肥満、糖尿病、メタボリック・シンドロームの食事療法は相変わらずカロリー制限である。していることは決して間違いではないが、煩雑すぎる。原因は、拠り所としている「食品交換表」がややこしいからである。そのため、人によって理解度にバラツキがある。食事療法を受けてわかったかどうかテストしてみると、ある人は90点取れるが、ある人は30点という具合である。その点、アメリカをはじめ世界で主流になっている「炭水化物管理食」は、実に簡単である。食べたものには血糖になるものとならないものがあるということが骨子となっている。炭水化物は100%血糖になるが、理論上タンパク質は約56%、脂質は約10%しか血糖にならない。食後の血糖上昇の約90%は炭水化物によるものである。従って血糖コントロールを正確に行うには、カロリーではなく炭水化物をカウントすればよい。病院・施設等において、「食品換算表」から「炭水化物管理食」への転換は喫緊の要事である。医師や管理栄養士等には、「炭水化物管理食」の指導の徹底をしていただきたいものである。
(社)日本栄養士会は、(社)日本糖尿病学界に従うっています。もしそうならば、(社)日本糖尿病学界が「食品換算表」から「炭水化物管理食」に転換する必要があります。

「炭水化物管理食」についての講演会があります。参加されてみてはいかがですか。

会場:諏訪中央病院 研修センター(病院東隣3階)   時間:午後2時より 入場無料

平成19年12月12日(水)
○肥満、糖尿病の新しい食事療法 東洋医学科部長 長坂 和彦

次へ
戻る

こっちも面白い♪

TOP

(C)糖尿病は友達